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関節鏡視下手術について
関節鏡視下手術とは
関節鏡とは、直径1cm程度の細い棒状の先端にCCDカメラが搭載されています。
関節鏡視下手術は、関節を大きく切開することなく、関節内に関節鏡を挿入して小さな切開で行う手術のことです。関節鏡による撮影の様子は、モニタに映し出されますので、医師はそれを見ながら病変など内部の様子を拡大して確認、発見したら関節内を操作する器具によって切除や縫合をしていきます。
関節鏡を使用することで、関節内部の細部の観察や、正面から見ても分かりにくい関節の裏側まで診断することができます。また関節鏡により拡大された患部の画像をモニターに映し出すことにより、病変の状態を細かく観察し、手術室のスタッフ全員で関節内部の状態や病態を把握することで、正確で安全な手術を行うことができます。
関節鏡視下手術のメリット
●傷跡が非常に小さく済む
●術後の痛みが少ない
●正常な組織を傷つけにくい
●滅菌された潅流液を流しながら手術を行うため、感染症・合併症のリスクが低い
●術後早期にリハビリテーションを開始できる
●入院期間が短い
早期の社会復帰・スポーツ復帰が可能
当院では手術侵襲を最小限に抑え、できるだけ早期に社会復帰やスポーツ復帰していただくために、積極的に関節鏡視下手術を行っています。
関節鏡視下手術が有効な症状
●半月板損傷
●前十字靭帯損傷
●変形性膝関節症
●肩腱板断裂
●外傷性肩関節不安定症
●骨棘、骨片摘出
●足関節不安定症、変形性足関節症
など
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